電力自由化勉強会 追加発表

被災地の方、そして九州の方々は今日も不安な夜をお過ごしのことと思います。九州の地震が静まるように願っています。



多くの人が中央構造線上の地震が川内原発の方に伸びた場合を危惧されて停止するようなネット署名が活発です。私も署名しました。







その他に17日の地震の中で1件中央構造線を東に沿った伊予灘での小さな地震がありました。震源地は伊方原発から西北西約20km程の海底です。


伊方原発は川内とは異なり現在冷温停止状態です。













しかし、冷温停止状態とは核分裂を抑制し、核分裂が一定の割合で持続するという臨界状態から脱却させ、温度を下げて安全に原子炉を停止させること。もちろん水を循環させることで温度を一定に保たなくてはいけません。ご存知のように電源が消失したり、プールや水のパイプが破損すると温度が上がり、緊急に適切な対処をしなければいけません。

地震でトラブルが発生し、道路や港湾施設にもに問題が生じたらどうするつもりなのでしょう?

伊方原子力発電に行くための唯一の道の県道255号線は、切り立った海岸線を走る細い道です。揺れや津波などでその道が寸断されたり、施設内の船着場が破壊されたらどのように人や物資を運ぶのでしょうか?

日本での地殻変動がこんなに活発化してきているのに、大きな事故がすでに起きてしまったのに、その事故の処理も何年もかかるのに、私たちはまだ目が覚めないのでしょうか?

今回、このように連動する地震は観測史上初めてと気象庁が発表しましたが、420年前に同じような地震の現象があった!

1596年慶長の時代に中央構造線上の地震が起きています。


【1596年9月1日】には、慶長伊予地震 〓四国の愛媛が震源地。約M7

中央構造線に沿って3日後の

【1596年9月4日】には、慶長豊後地震〓九州の大分県でM7〜7.8
さらに中央構造線に沿って東に連動して

【1596年9月5日】には、慶長伏見地震〓京都で約M7.1 この時、有馬高槻断層や六甲淡路断層も動いた。(文献では、この日、どこからかの火山灰が京都で確認され残っているそうです。またその前には、2週間連続してみえる彗星も確認され、地震の前には京都御所で祈祷が行われたそうです。)

その9年後の1605年に南海トラフとみられる広域のM7.9の慶長地震が発生しています。

先日のnhkの特集でも、日向灘あたりの地震が南海トラフの時期を早めるメカニズムが解明されつつあると紹介されていました。











南海トラフが動くのには、まだ時間がかかるかもしれませんが、連動する地震が中央構造線上の地震が東に移動してきたら、大阪や京都も警戒する方が良いのではないでしょうか?


また、反対の南西に連動すると川内原発があります。このようなリスクが高まる時に稼働し続けないように専門家からも申し入れていただきたいと思います。

「川内原発を止めてください。」ネット署名








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